LOVEPAIN②

「そうだよな?

お前になんかあったら、成瀬さんが心配すっから」



「あ、私、ちょっと嫌な言い方してごめんなさい……」



「変な事聞かせて悪かったな。

村上と仲良く」


篤はそう言って、
扉を開けて出て行ってしまった




扉が閉まるのを呆然と見ながら、
私は居た堪れないような気持ちになってしまう



かと言って、篤を追い掛けて、
何を話せばいいのかも分からない





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