LOVEPAIN②

私をベッドに押し倒すと、
武石健は私の首筋を舐める


こそばいようななんとも言えない感覚から、
声が出る




「――あっ。
恥ずかしいから、いや」


そんな台詞だったかな?と、
台本を思い出しながら言葉にする




「嫌なんだ?

可愛い…」


音をたてながら舐められる



ただ、音やそのしぐさは大袈裟だけど、

皮膚に感じる刺激や痛みはそれ程強くない



この人、馴れている






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