LOVEPAIN②


『そっか。なら良かった』



「――はい」



成瀬も元気そうで、安心した



同じマンションに住んでいても、外出する際に会う事も無かったから、

どうしているのか気になっていた


好きだから




『今から、一時間後にマンションの下に迎えに行く。

向こうに着いてからメイクとかするから、
そのままでいいから』



「――はい」


そう言って、電話が切れると、ため息を吐く



ついに、撮影をする



今から何時間後には、
私は知らない男の人と……







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