LOVEPAIN②

「あっ、私、電車で帰りますよ?

別に、私は怒ってそんな事を言ってる訳じゃなくて」



「いいよ。
そんな事しなくて」



「でも…」



「俺は、お前と一緒には居たいんだよ。

なんか、今の自分がカッコ悪くて嫌なだけで。

とりあえず、寝とけよ」



「あっ、はい……」


私は成瀬のそのお願いを聞き入れるように、

目を瞑った



だけど、疲れているのに、
眠れそうにない




コウジロウさんと話して、
色々と考えてしまった



だけど、どれだけ考えても、

結論は成瀬とは上手く行かないのだと、
辿り着いてしまうのだけど





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