LOVEPAIN②
「とりあえず、これでいいからよ」
「――ありがとうございます……」
私は申し訳なくて、
ただ頭を下げる
携帯電話は頻繁に充電が必要な事や、
その仕方を知らない私の為に篤は私の部屋迄来てくれた
そして、充電器の線とホルダーを繋ぎ、
ピンクの携帯電話を充電してくれた
「このまま赤いランプが消えたら外して、
電源入れりゃあいいから。
次からは無くなる前に、そのまま挿し込めばいいから。
ったくよ」
篤はぶつぶつと文句を言いながらも、
宣言してたようにキレると言う程怒る事は無かった