消える前に……
「ごめん…
俺のせいで…。」
「大丈夫だよ。
気にしてない!」
「ごめんな。
ちょっと目覚ますために、
シャワー浴びてくる。」
俺はそう言って、
着替えを持って
バスルームに向かった。
シャワーからお湯を出し、
それを頭から浴びる。
俺はここまでして、
やっとしっかりと
目を覚ますことができた。
バスルームから出ると、
今日の服に着替え、
鏡の前に立った。
「うわっ…寝癖ひどいなぁ…。」
俺はそう言いながら、
ワックスを使い
上手に寝癖をごまかしながら、
髪型を整えていく。