消える前に……
母親の言葉に
俺は嬉しくなった。
「本当!?わかった。」
慌ただしい毎日も終わり、
病気の新しい発見がされ、
俺には嬉しいことが
何個も重なってきた。
俺はそのまま二階に上がっていき、
部屋で日記を書き始めた。
最近は嬉しいことや
書きたいことが
たくさんあるから、
書いても書いても
書き足りないような気がした。
その日は
好きな音楽を流しながら、
ゆっくりと体を休めた。
次の日、
俺は思ったより早く
起きることができた。
相変わらず
俺の朝の苦手なところは直らず、
休日は目を覚ますと
昼近くなっていることが多かった。