secret act Ⅰ



リビングでは朔と一ノ瀬先輩がテレビゲームをしていた。


「和くん弱っ!!」

「初めてなんだから仕方ないだろ~」


フフッ楽しそう。
空いていた藤城君の隣に座った。


「前川さんおかえり。私服だとなんか雰囲気違うね!」


『そう?』


「うん。そのネックレスもがすごく似合ってる。青いのなんて石?」


『わからないわ。貰ったものだから...』


仕事の時以外、いつもつけてるネックレス。
青い石にクロスがぶら下がっていてクロスの真ん中に小さい石が埋ってる。


「あっそうなんだ。..................それって彼氏とか?」


聞きづらそうに聞いてくる。


『違うわよ。小学生のころ貰ったものだから....』


「そ、そっか。.......ん~なんか見たことある気がするんだけど....」


『そうなの?似たようなのありそうだし、それでじゃない?』


「そうかもな!!よし。おい朔。次、俺としようぜ!!」


そう言って藤城君は立ち上がり朔の隣に行った。


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