secret act Ⅰ



依頼者の杉野さんと主催者の元に向かう。


目立ちたくないとはいえ、主催者には挨拶をしなければならない....


「領家さん。本日はお招きありがとうございます。」


「あぁ。杉野さんよく来てくれたね。ん?そちらは?」


「私の娘で沙世と言います。」


『初めまして。杉野沙世(スギノサヨ)と申します。』


主催者.....領家(リョウケ)さんは、私を下から上まで舐めるように見る。


ウェッ...気持ち悪い....


「こんなにきれいな娘さんがいらしたんですね。沙世さんは何歳なのかな?」


『16です。』


私の後ろから誰か近づいて来てるんだろう。
領家さんの視線が私から私の後ろに移った。


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