secret act Ⅰ
「こんにちは」
『.......こんにちは』
チラッとだけ見て前を向く。
30代ぐらいの男の人。
こんな人招待リストの中にいなかったけど....
「君、杉野さんの娘さん?」
『......そうですが......』
チラッと杉野さんを見るがこちらには気づいてない。
なんかヤバそうな気がする。
「そう。目立ちたくなかったら着いてきてくれる。」
ニコッと笑って耳元で囁かれた。