secret act Ⅰ



最後のHRが終ると、朔と美空が教室にきた。


「裕美、帰ろー」
と、ドアのところから美空が言う。


ガタッと席を立ち、教室の出入口に向かう。

行動する度に周りの視線もついてくる。

しかも、話題の人が揃えばなおさら....


『優輝くんは?』


「少し先生に呼ばれてる。すぐ追い付くってさっ」と、朔は言って歩き出した。


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