secret act Ⅰ
そんなことを話ながら歩いているといつの間にか下駄箱についた。
靴を履き替え昇降口に向かうと、優輝君もいた。
4人で正門に向かうと、もう翔貴さんが外で待っていて「おかえり」と、後部座席のドアを開け私を見て微笑んだ。
『........ただいま』
素直に私は後部座席に乗り、美空は同じ車の助手席に朔と優輝君は後ろにある車に乗っていた。
「おかえり」
再度聞こえた声に顔を上げれば、運転席に右京さんがいた。
『.......ただいま』
と、言ったところで私の反対側のドアが開き翔貴さんが隣に座った。