secret act Ⅰ
《朔 side》
残った4人に嫌な沈黙が続く。
「....あの....言っておいた方がいいと思うんですけど、裕美と部屋で2人きりにはならないようにしてください。」
と、ためらいながら言うと
「.....さっきのか?」
と、翔貴さんが眉間にシワを寄せた。
小さく頷き
「.......もし、万が一2人きりになったら絶対に正面に立って見下ろすことと腕を掴むことはしないでください。」
と、お願いした。