secret act Ⅰ
「........熱と言うのは..........事実です。
確かにピアスを持っていた日は熱がありました。
その時のことは多くの事を........偽ってます。
全てを知ってるわけではありませんけど、それでも真実はあまりにも残酷だから.......
全く記憶のない期間の裕美は人形のようで動かないし、喋らない、食事もしない。
ベットに寝て....一点を..ジーっと見ているだけ....」
そのときの様子を思いだし、声がつまりそうになる。