secret act Ⅰ
「................2つ目は裕美の思い込みだと思います。次の日に家には帰っていません。病室は変わりましたけど.....3つ目は......」
と、口ごもる。
「..........言えないか?」
翔貴さんは眉を下げ俺を見る。
多分、言えないって言えばこれ以上は聞かないでくれると思う。でも.......
「......裕美の家の事.......知ってますか?」
翔貴さんはもぅ知っている気がした。
「......前川コーポレーションか?」
やっぱり知ってた.....
「......それです....」
「あぁ.....わかった。」
翔貴さんは納得したような顔をしていた。