secret act Ⅰ
「.....セキュリティ解除した形跡を消した跡が残ってた。」
と、左京さんは話始めた。
「.....誰かが何かの目的で裕美を探ってるってことか?」
翔貴さんが怖い顔をして左京さんを見据えた。
「だと思います。わざわざ消すぐらいですから..........あと、多分ですがある程度知っている人だと思います。」
と、左京さんははっきり言いきった。
「......なんでですか?」
美空が私の腕を強く握り、恐る恐る聞いた。