secret act Ⅰ



『その人が何かしてこない限り何も私達にはわからない。誰なのかも.....目的も......』


隣にいる朔と美空は心配そうに私を見る。


そんな2人に笑いかけ


『当分は慎重に警戒しときます。
だからと言って仕事は休みませんけど.....』

と、翔貴さんの目を見て言った。


「......なぜ.....そこまでして......」

と、横から優輝君の声がした。


わかってる。
本当はしない方が安全なこと...


『........ごめんね......』

何も言えないことを謝った。


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