secret act Ⅰ
組長と姐さん
あの話し合った日から数日たった。
学校ではいまだに噂されてる...
それでも、直接嫌がらせがないのは優輝君のお陰だと思う。
優輝君は今回の事で藤城組の息子であることが学校中に広まった。
そんな優輝君が私と仲良くしているのを見て、優輝君もそうだけどそこから翔貴さんの耳に入るのがいやなんだと思う。
そして、噂がなくならない原因...
「お帰り。」
そう言って微笑む翔貴さん。
学校のある日は必ず迎えに来る。
さすがに正門は目立ちすぎるので近くの駐車場にしてもらったけど、それでもやっぱり目立つ...