secret act Ⅰ



「.....お~い。裕美~起きて~。」


美空が肩を揺らして起こす。


『.................ん........もぅ、来たの....』


起き上がりソファーに座った。


「お前が来いって言ったんだろ。」


『.....ぅん......もぅ、ちょっと、寝た、かった........................』


だんだん声が小さくなり、また寝ようとしたら朔が軽くデコピンした。


『っ痛い.....』


「痛いわけあるか!!軽くしかしてねぇのに!!」


『...チッ....』


「!!!!!お前舌打ちって...」


『今日、朔くんは文句が言える立場なのかなっ?』


ニコッと言ってみた。


< 25 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop