secret act Ⅰ



美空と一緒にお風呂に入って、部屋に戻るとすでに優菜さんがいた。


お風呂上がりで外出用のウィッグを外している私を見て少し驚いた後

「そっちんがいいじゃん!!」

と優菜さんは笑った。


自分でもウィッグをしてることを忘れてたけど、なんとなく騙してたような気になって苦笑いすると、

「ここでは自分を偽らなくていいよ。」

優菜さんは微笑みながら私の頭を撫でた。


それに小さく頷くと、今度は意地悪そうに笑い

「んじゃ、女子同士定番の話しよっか!!」

と、言った。


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