secret act Ⅰ
『そうですか……詳しくはまた話しますが、1つ依頼を受けました』
「そういやぁ左京にもって言ってたな。」
『はい。たぶんですけど今回の依頼人……今、左京さんがおってくれている人だと思います。』
そう言うと眉間にシワを寄せた全員が私を睨んだ。
「なぜ、そう思う」
翔貴さんが怖い顔のまま静かに言った。
翔貴さんの後ろにいる右京さん、左京さんはいまだ怖い顔をしていて、隣にいる朔と美空はなぜか悲しそうな顔になっていた。