secret act Ⅰ



『っ...そんな.....』


「......何があるのかは知らないけど、すべて話してみれば?」


....言えるわけない。


無言のまま首を横に振る。


私の大切な人達と思われなければいい........
私が彼らに冷たく接していればそう思ってくれるはず....


『......お願いします。何も知らない...聞かなかったことにして下さい。』

真剣な顔をして篠さんを見据える。


< 332 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop