secret act Ⅰ



数ヶ月たった頃には夢遊病のようにいつの間にかフラッといなくなった。


まるで死に場所を探すかのように....


それでも必ず戻ってきていたから拘束はしなかった。

それにどこかで希望を見つけれたらとも思った。



そして、何があったかはわからないけど徐々に普通の生活ができるようになった。



その代わり.....
彼女の身におきた記憶はなくなっていた。

記憶がいつなくなったのかはハッキリわからない。

会話ができるようになってそれでわかった事だった。





でも、記憶をなくしたことに正直その時全員がホッとした。


< 334 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop