secret act Ⅰ



しばしの沈黙の後、


「....昨日、俺達が行ったとき確かに6人いた。内、女1人.....ただ、全員倒れていた。」

深刻そうな顔で翔貴さんが言った。


.....えっ.......


その場にいる他の人を見ても同じような顔をしている。


「外にいた奴等は、そんな外傷は見えなかったが、裕美と一緒にいた男は.....顔がわからなくなるほどパンパンに腫れ上がって、手が踏みつけられたようだった。」



それを聞いて脳裏に浮かんだのは.....あの男


それは、他の人も同じようだった。












──気付かないところで、異変はもぅ始まっていた。


< 370 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop