secret act Ⅰ



皆、優しく微笑んでいる。


なんか、すごく恥ずかしくなって慌てて俯いた。


「だからね。名前をつけてあげてほしいの。」


優菜さんの言葉に顔をあげ意味がわからなくてキョトンとする。

他の人も同じく.....


「後悔してからじゃ遅いから。」


それで思い出した。


「そうやって色んな気持ちを知っていくの。で、答えを見つけてその気持ちの名前を知ってくのよ。」

「だから、すごく後悔した。
なんで早く気付けなかったんだろぅって。
失って気付くなんてって。」

と、言った優菜さんを...


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