secret act Ⅰ
「今日は朝食食べる?」
ニコニコしながら美空が聞いてくる。
ほっとくと食べない私にいつも聞いてくれる。
『んっ...』
と、短く返事をすると
「了解!!
ん~コーヒー飲んでるみたいだし、すぐサンドイッチ作るね。」
と、美空はパタパタとキッチンに行って、朔は私の隣に座った。
「昨日は問題おきなかったか?」
『大丈夫。』
「そっか!でも、随分眠そうだな...」
朔が顔を覗きこんできた。
『んっ、2時間ぐらいしか寝てない』