secret act Ⅰ
「違うのか?」
「いや.....違わねー...けど...」
翔貴さんは戸惑っているみたいで
「まさかと思うが.......俺達が気付いてないと思ってたのか!?」
と言う言葉に完全に黙りこんでしまい少しバツが悪そうにしている。
「はぁー。悪いが幹部は全員気付いてたぞ。なぁ右京、左京。目で追うのが自分よりかなり下そうな女ばっか........翔がロリコンになった。ってな!」
ニヤニヤ笑っている。
『..........ロリコン......』
以前、私が言った事のある言葉を呟きチラッと見る。
「.....ロリコンじゃねー...そんな目で見んな。」
そう言ってギュッと抱きしめられた。
「今となっちゃー羨ましいかぎりだなっ!!
気にすんなっ」
と、ゲラゲラ笑った。
この人.....見た目と中身にギャップがありすぎる。