secret act Ⅰ



シ────ン.....



先程までの空気はなく、静まり返った。


そんな中私は"クスッ"と笑ってしまった。


全員こちらに視線を向ける。


「何がおかしいのよ!!!!!!」


『だってあなた気付いてるでしょ!?最初からチラチラ見てるじゃない。だったらわかるでしょ?』


「そんなもの誰にもらったかわからないじゃない!!」


相沢楓は私の左手薬指を指差して叫ぶように言った。


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