secret act Ⅰ



「はぁ~....ある程度わかった。5年前両親殺されて自分も...被害にあって、つい最近まで記憶なくしてたけどバカ女のせいで思い出した。

16才の8月3日にそいつが来るかも知れなくて、それがあと──────10日後。

だから今は姿を変えて警戒している。
でも、そいつが誰かまったく分からないから調べろ。ってこと.....でいいか?」


陽太さんは要点をまとめ、最後は私達の言いたいことを察してくれた。


「あぁ。」

「左京は?」

陽太さんは左京さんを見た。


たぶん左京さんもそういう分野だから.....
でも、左京さんは....,


「もぅ警戒されてるかもしれねーから、左京にも動いてもらいこっちに惹き付ける。
で、まだ知られてない陽太に動いてもらう。」


「ふ~ん。そういう事.....まっ、話聞く限り狂ってそうなやつぽいし、わかった。」

陽太さんは納得してくれた。


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