secret act Ⅰ



「裕美?」

翔貴さんの呼ぶ声にパッと顔を上げる。


「どうした?」

心配げに私の顔を見る。


『.....いえ、何か情報は得られましたか?』

表情を戻し、さもそれがずっと気になってましたとばかりに話を変えた。



翔貴さんは何か言いたげな顔をしたが

「あぁ。とりあえず飯食ってからゆっくり話す。待たせて悪かったな」

そう言って食事を始めた。


< 435 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop