secret act Ⅰ



『では、どうしたら信じてくれますか?結婚と違って婚約には法的な証明書なんてありませんけど...』

眉を下げて困ったような顔をしてみた。


「目の前で結婚でもしたら信じるわよ♪」


偽物なんだからそんなことできないでしょ!と、言わんばかりに満面の笑みで言ってきた。


「「.......................。」」


「楓.....いい加減認めたらどうだ?嘘をついてるようには見えないぞ。」

相沢楓の父は困ったように口を出してきた。


「お父さんは黙ってて。」


『....あの、あなたも知ってると思いますけど男性は18歳からでないと結婚できないので今は不可能です。』


「じゃぁ、信じるなんて無理ね!!」


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