secret act Ⅰ



美空は私が何に悩んでいるのかわかっているのかも......


なんとなくそう思っていたら

「ってことで、行くわよ!!」

と、美空が私の腕をつかんで立ち上がった。



『えっ!?』

「お、おい!?どこ行くつもりだよ!!」

私達は美空の行動の意味がわからなくて慌てた。


「優菜さんも誘って、女子会よ!!
となると、甘いもの!さぁ行くわよ!!
朔達は留守番よろしく!!
ゆーなさーん」

美空は、朔達に口を出す間も与えず、一気に捲し立て大声で優菜さんを呼んだ。


< 442 / 476 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop