secret act Ⅰ
「何で俺達留守番なんだよ!!」朔が文句を言った時、「呼んだ~?」と、優菜さんが来た。
「優菜さん時間あります?今から女子会で甘いもの食べに行きません?」
「あらっ良いわね♪行きましょ!」
.....無視だ。無視。
2人も男子組の視線を感じてるはずなのに....
「待てよ!!俺らも─」
「女の気持ちわかんの?女の体わかんの?」
と、美空が優輝を遮って言った。
" 女の体 "って......何の話だ?
「はっ?!か、体?!」
男子組は少し顔を赤らめていた。
「はぁ~わかんないでしょ?あんたたちいたらそんな話できないでしょーが!察しなさいよ!!」
美空は呆れたように言うが、私は何の事かわからなくて呆然と美空を見ていた。
「....あぁ、そう言う事ね。じゃ女だけで行きましょ。」
えっ!!今の流れでわかったの?
「そうですね!わかったら留守番よろしく!!
裕美行くわよ。」
腑に落ちない顔をしている男子組を可哀想に思いながらも
『ちょっと行ってくるね』
と、言って家を出た。