secret act Ⅰ
優菜さんに連れられて来たのは有名なホテル。
美空も予想外だったのか2人してポカンとホテルを見上げた。
「何してんの?早くおいで。」
優菜さんにそう言われ焦って駆け寄る。
「あ、あの─」
「どうせなら色々食べたいでしょ?
ここのケーキバイキング美味しいのよ!!」
優菜さんはそう言いながらどんどん進んでいく。
私たちも置いていかれないようについていく。
────────そして、着いたのは個室。
食べ物は見当たらない。
あれ?バイキング......
「さぁ、早速取りに行きましょ♪」
入ってきた扉と反対の扉を出た。