secret act Ⅰ
そこにはきれいに並べられたケーキやゼリー、プリンが何十種類とあり、別のお客様も......
そこで、自分達の部屋が特別室なのだと思った。
各自で取って部屋に戻り、くだらない雑談。
2回目を取りに行き食べ始めた時、いきなり美空が爆弾を落とした。
「裕美さぁ~翔貴さんが好きって気付いたんでしょ。」
『..ッ....ゴクッ...ッグ...ゲホッゴホッ』
ケーキを口に入れたばかりの私はそのまま飲み込んでしまい、なおかつ気管に入りむせた。
「しかもさぁ~右京さんと左京さん.....知ってるでしょ」
そう言った美空の顔は寂しそうな顔をしていた。