secret act Ⅰ
『ん~....じゃぁ、それに変わる証明でもいいですか?それであなたが信じるかどうかわからないけど..』
眉を下げて困ったような顔で言う。
「な、何よ・・・」
まさか証明するものがあると思ってなかったのか、相沢楓はどもっていた。
そして、他の人も吃驚していた。
『和樹。まだ他の人には内緒だったけど、他に証明できるものないから言ってもいい?』
和樹の方を向いて首を傾げる。
もちろん和樹はなんのことかわからない。
私は小さく目で"うん"と合図をする。
「.......茜がいいならいいよ。」
合図をわかってくれたようで返事をしてくれた。