secret act Ⅰ



前を向くと一ノ瀬先輩がいた。


あれっ?一ノ瀬先輩、図書委員?


「前回はいなかったけど、副委員長の一ノ瀬です。よろしく。」

と、言って委員会が始まった。


委員長が紙を配り始めながら言う。

「1年生もそろそろ落ち着いてきたし、明日から昼休みと放課後の当番に入ってもらおうと思う。」


紙には当番ついて書いてあった。


「見てもらったらわかると思うけど、早く覚えともらうために1~3組・4~6組で別れて来週半ばまで昼休みと放課後の当番に交互で入ってもらいます。この期間部活は遅れてもいいように許可はとってあるからサボらないように。それが終わったら2、3年も含めてローテーションで週1回入ってもらうようになります。」


委員長はそう言うと次の議題にうつった。


隣から小さな声で「当番一緒だね。よろしく。」と聞こえたので「よろしく。」と返した。



30分後、一通り終わり下校した。


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