secret act Ⅰ
《藤城君side》
今日は一ノ瀬和樹と返却日を過ぎた人の所に催促に行く担当になった。
どう接点作るか考えてたから、ラッキーとしか言いようがない。
「先輩、催促って借金の取り立てみたいな感じですか?」
「あははは!そんなことしたら恐がって話すら聞いてくれなくなるよ!」
実際見てたら面白おかしく話して、どちらかと言うと仲良くなって行く感じだ。
すごく気さくな人だから仲良くなるのも楽だった。
「先輩。朔と知り合いなんですよね?俺も同じクラスで友達なんですよ!」
「あれ?何で知ってるんだ?」
「昨日、前川さんから聞いたんですよ。」
笑いながら言った。
「あ~そう言えば仲良さそうだったね。」
納得したように言った。
こうして共通の知り合いもいて結構話すようになった。
《藤城君side end》