13年目のやさしい願い
後日談のあとがき
「13年目のやさしい願い」の後日談「後始末」いかがでしたか?
本編でハルを害しようとした篠塚さん、それに荷担した一ヶ谷くん。
嬉しいことに、読者の方から、彼らのその後を読みたいというリクエストを頂きました。
それ以来、きちんと2人の後日談を書こうと思い、何度か筆を取ったのですが、なかなか書けないままに、気が付けば本編完結から1年が経っていました。
随分と時間が経ってしまいましたが、ようやく書けた2人のその後です。
2人を成長させるところまでは書けませんでしたが、何かが変わるきっかけになりそうな空気くらいは出せていると良いなと思っています。
人が2人いれば争いが起る、3人いれば派閥が出来るとは言いますが、特に若い頃には、周りが見えずに、悪気なく人を傷つける事も多くあります。
ただ、何かのきっかけで、自分が人を傷つけてしまったことを知り、後悔できたのなら、相手を気遣い、次は傷つけないようにと成長することもできるのだと思います。
一ヶ谷くんは、多分、もう大丈夫です。
篠塚さんも、今回の事がきっかけで、良い方向に成長してくれると良いなと思います。
話は変わります。
なかなか書けずにいますが、主人公のハルとカナの「14年目」の物語も、書いては消し、消しては書き……を続けております。
少し先になりそうですが、必ず続きを発表しますので、その時はぜひまた2人に会いに来てください。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
2015年8月16日 織音♪
■□■ シリーズ紹介 ■□■
・「12年目の恋物語」1作目(長編)
・「初デート」番外編(1)(短編)
・「規格外の恋物語」番外編(2)(短編)
・「13年目のやさしい願い」2作目(長編)★本作
・「14年目の永遠の誓い」3作目(長編)
※よかったら、合わせてお楽しみ下さい。(#^_^#)