天使からの手紙
「何があと1つだこんにゃろー!五個くらい一気にいいやがったぞ?」
「だから落ち着いてってば!」
時計を見ると、もうすぐ6時を回る。
「はる、もう夜遅いから帰っていいよ。ごめんね、巻き込んじゃって…」
はるは『何かあったら電話してね』といって帰っていった。
その夜、私はお腹の痛みで目が覚めた。
「ん…、いたっ!な、なんなのこれっ!」
はるに電話したいけど、まだ夜中の1時だし親には言えるわけがない。
30分くらいしてなんとか痛みは治まり、うとうとしてきた私はすぐ寝てしまった。
今思えばここで寝てしまわない方が良かったのかもしれない。