緋龍と偽姫



総長室には鍵が掛かってた。



スペアキーで開けて中に入ると…。



ベットの上で泣きつかれて寝てる…緋那が居た。



緋那の頭にキスを落とす。




「緋那…愛してる。


俺には…緋那だけだ…」




「…本当…?」



「起きてたのか?」



「今…起きた…」




「緋那…。愛してる」




「ウソ…」




「嘘じゃない。本当だ。俺には緋那だけだ」




緋那は聞こうとはしない。




俺は緋那を抱き締めて何度も囁く。





でも緋那は聞こうとはしない。




俺は…緋那にキスをし、そのまま抱いた。




抱きながら緋那の足にキスを。



左目にキスを。



髪にキスを。





何度も何度も落とした。





そして…。






何度も何度も緋那の中に俺の熱いモノを出した。




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