やっぱり愛おしい番外編〜亜梨菜Side〜【ファン限定公開作品:短編】(期間限定パスなし公開)
「…勿論です。」
素直な言葉が溢れた私に
『…いいのか?
前よりも優しい俺じゃないとか
会社とギャップが違うとかで
“やっぱり嫌だ!!”はナシだぞ?』
彼は私に確認を求めるような
表情でジッと見つめた。
私もジッと見つめ返した。
「…どんな絃次朗さんでも
やっぱり愛おしいです。
私が好きなのは
藤堂部長じゃなくて
川田絃次朗さん…あなただけだから。
だから…私にずっと惚れていて下さい。
プライベートでは
イヤラシクても私は離れませんから
余裕なくなるぐらい私を愛して下さい。
盛って貰えるぐらい
私もあなたを愛しますから…。」
そう言い終えると同時に
『…今夜…泊まりに行くから。
そんな可愛い事言われたら
我慢…したくなくなる。
…愛してる…亜梨菜。』
もう一度極上の愛の言葉と
熱いキスが落とされた。