氷がとけるように。
歓声がどよめきに変わり、1塁走者がホームベースにスライディングした。


‥劇的サヨナラヒット。


悔しがるピッチャーにキャッチャーが駆け寄る。


ホームベースを抱きしめている選手に駆け寄るチームメート。


1つ1つがスローモーションのように見えた。
勝った信金チームもだけど相手チームにも心が行きちょっと込み上げるものがあった。


両チームが挨拶し応援席まで駆け寄る。
歓声が一段と大きくなった。


両チームに拍手していた。掌が痛くなるくらい。


隣の工藤も大きな音をたて拍手していた。

















< 103 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop