氷がとけるように。
山下君が私達の近くまで来てくれた。
金網の前まで降りて行く。
「応援に来てくれたんだ。ありがとう」
高揚感に満ちた山下君の顔を見て嬉しくなる。
「山下、最後のヒットは狙ってたのか?」
「たまたまだよ。三振でもいいかな?と思って振ったら当たった」
「たまたまじゃねーよ。山下の努力の賜物だよ。なぁー、木村」
「そうだよ。山下君、格好良かった。ハラハラドキドキしっぱなし」
久しぶりの感動の感情がわき上がってた。
ヒーローの山下君が眩しく見えた。
「木村さんの声援が聞こえたからかな。ヒット打てたの」
冗談混じりに言う山下君に
「大声出してたの俺だからな」
またもやムキになって言っていた工藤。
「私だって後半は声出してたし」
工藤に反論する私。
聞いていた山下君がアハハと笑った。
金網の前まで降りて行く。
「応援に来てくれたんだ。ありがとう」
高揚感に満ちた山下君の顔を見て嬉しくなる。
「山下、最後のヒットは狙ってたのか?」
「たまたまだよ。三振でもいいかな?と思って振ったら当たった」
「たまたまじゃねーよ。山下の努力の賜物だよ。なぁー、木村」
「そうだよ。山下君、格好良かった。ハラハラドキドキしっぱなし」
久しぶりの感動の感情がわき上がってた。
ヒーローの山下君が眩しく見えた。
「木村さんの声援が聞こえたからかな。ヒット打てたの」
冗談混じりに言う山下君に
「大声出してたの俺だからな」
またもやムキになって言っていた工藤。
「私だって後半は声出してたし」
工藤に反論する私。
聞いていた山下君がアハハと笑った。