氷がとけるように。
もう1度、赤ちゃんを抱っこさせてもらい部屋を後にした。
自動ドアの前で紙袋を持った健史さんと会った。
「こんばんは」
「木村さん、わざわざ来てくれたんですか。ありがとうございます」
「無事生まれて良かったですね。赤ちゃんの顔見たくて来ちゃいました。可愛いですね」
「自分の子供がこんなに可愛いなんて思いもしませんでした。目に入れても痛くないなって思う程です。親馬鹿ですね」
目尻を下げパパの顔した健史さん。
幸せそう。
『今が幸せでなりよりだ』
社長が言った言葉を思い出した。
「由紀さんが健史さん待ってましたよ。まだかなって」
「木村さん。
この前由紀が女子会したって喜んでました。いつでも遊びに来て下さいね」
「私も楽しかったです。またお邪魔させて下さい」
自動ドアの前で紙袋を持った健史さんと会った。
「こんばんは」
「木村さん、わざわざ来てくれたんですか。ありがとうございます」
「無事生まれて良かったですね。赤ちゃんの顔見たくて来ちゃいました。可愛いですね」
「自分の子供がこんなに可愛いなんて思いもしませんでした。目に入れても痛くないなって思う程です。親馬鹿ですね」
目尻を下げパパの顔した健史さん。
幸せそう。
『今が幸せでなりよりだ』
社長が言った言葉を思い出した。
「由紀さんが健史さん待ってましたよ。まだかなって」
「木村さん。
この前由紀が女子会したって喜んでました。いつでも遊びに来て下さいね」
「私も楽しかったです。またお邪魔させて下さい」