氷がとけるように。
ビールを飲み干す山下君。


男30歳。


いろいろ考える事があるのかもしれない。


「山下、まだビール飲むだろ。注文するぞ」


おーと返事した山下君。
工藤が呼び出しボタンを押してビールを追加した。


「木村、これ旨いぞ」


さっき注文した料理がテーブルに並んでいた。


ピリ辛海鮮チヂミ。
1口食べる。美味しさが口に広がりビールを飲む。


「ピリ辛がビールに合うね。山下君も食べてみてよ」


山下君の前に皿を置き
その後2杯目のビールを注文した。


「俺と工藤が2年の時同じで、木村さんと工藤が3年の時同じクラスか」


「山下と木村はないの?」


「なかったよね」


山下君に向かって返事した。








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