氷がとけるように。
3時、5分前。
信用金庫の2人が来た。
いらっしゃいませと挨拶した後に
テーブルにお茶を3つ出す。
3人の会話が断片的に聞こえ
私はパソコンに数字を打ち込んでいた。
お茶出しして20分は過ぎた頃に
「もしかして…木村さん?」
えっ?
信金の1人が声を掛けてきた。
私と同い年ぐらいの男性。
「…はい。木村ですけど」
「あれっ、七海ちゃんの知り合い?」
「俺、山下。山下達也。
高校の時一緒だったんだけど。覚えてない?」
こちらを見てる山下と名乗った男性をジッと見た。
信用金庫の2人が来た。
いらっしゃいませと挨拶した後に
テーブルにお茶を3つ出す。
3人の会話が断片的に聞こえ
私はパソコンに数字を打ち込んでいた。
お茶出しして20分は過ぎた頃に
「もしかして…木村さん?」
えっ?
信金の1人が声を掛けてきた。
私と同い年ぐらいの男性。
「…はい。木村ですけど」
「あれっ、七海ちゃんの知り合い?」
「俺、山下。山下達也。
高校の時一緒だったんだけど。覚えてない?」
こちらを見てる山下と名乗った男性をジッと見た。