氷がとけるように。
「俊介の少しちょうだい」
「自分の食べただろう」
「私は2人分食べなきゃいけないの。赤ちゃんの分と」
「いっつも赤ちゃんの分って言って、結局は自分の分だろ」
ぶつぶつ言いながらも半分あったケーキを由紀さんに渡してた工藤。
やっぱり仲いいし、夫婦だって勘違いしちゃうよ。
今までと違いほほ笑ましく思う私がいた。
「今日、社長さんは仕事ですか?」
「用事があって出掛けてます。今日はチャイルドシートを見に来て暇してた俊介を誘ったんです」
前に座って居る由紀さんに話掛けた。
「木村さん。
俊介の知り合いだし私達も友達になりませんか?」
「はい、もちろん」
「じゃー、今から敬語はなし。七海さんって呼んでいい?」
「…うん、いいよ」
「自分の食べただろう」
「私は2人分食べなきゃいけないの。赤ちゃんの分と」
「いっつも赤ちゃんの分って言って、結局は自分の分だろ」
ぶつぶつ言いながらも半分あったケーキを由紀さんに渡してた工藤。
やっぱり仲いいし、夫婦だって勘違いしちゃうよ。
今までと違いほほ笑ましく思う私がいた。
「今日、社長さんは仕事ですか?」
「用事があって出掛けてます。今日はチャイルドシートを見に来て暇してた俊介を誘ったんです」
前に座って居る由紀さんに話掛けた。
「木村さん。
俊介の知り合いだし私達も友達になりませんか?」
「はい、もちろん」
「じゃー、今から敬語はなし。七海さんって呼んでいい?」
「…うん、いいよ」