氷がとけるように。
工藤からのクダラナイ写メは相変わらず送られてきた。私もたまにだけど近況をメールしたりしていた。
3日前、工藤からメールがきた。
『土曜日に山下が出る野球の試合があるから見に行かないか?』
詳しく話を聞くと山下君が入っていると言ってた信金チームが職場対抗の大会に出ていてそれの決勝戦だと言う。
工藤が家の近くまで来てくれる事になり朝からバタバタしていた。
「七海、残ったおかず、お母さんお弁当に持ってくから」
「お弁当箱に詰めとくよ。ご飯は自分で入れてよ」
「ほらっ、お母さんが言った通り出会いがあったでしょう」
ご飯をお弁当箱に入れながらお母さんが言う。
「彼氏とかそんなんじゃないの。友達だから」
工藤が結婚してなくて独身だった事や山下君の事をお母さんに話していた。
2人共、友達だからと強調して。
変な期待をさせたくなかったから。
「友達から始めたらいいのよ。お母さんとお父さんもそうだったんだから」
「はい、はい。急がないと仕事遅れるよ」
3日前、工藤からメールがきた。
『土曜日に山下が出る野球の試合があるから見に行かないか?』
詳しく話を聞くと山下君が入っていると言ってた信金チームが職場対抗の大会に出ていてそれの決勝戦だと言う。
工藤が家の近くまで来てくれる事になり朝からバタバタしていた。
「七海、残ったおかず、お母さんお弁当に持ってくから」
「お弁当箱に詰めとくよ。ご飯は自分で入れてよ」
「ほらっ、お母さんが言った通り出会いがあったでしょう」
ご飯をお弁当箱に入れながらお母さんが言う。
「彼氏とかそんなんじゃないの。友達だから」
工藤が結婚してなくて独身だった事や山下君の事をお母さんに話していた。
2人共、友達だからと強調して。
変な期待をさせたくなかったから。
「友達から始めたらいいのよ。お母さんとお父さんもそうだったんだから」
「はい、はい。急がないと仕事遅れるよ」