friend from infancy



「え?そう?」



誤魔化すことにした。
だって、心配されたくないしね。


明は、心配性で私に何かあるとすぐに行動に出るから面倒くさい。



「…うん、無理して笑ってるよ?」



うわー雰囲気察してほしいよ。

私の馬鹿…何で、私って顔に出しやすいんだろう。



「…明」



「…ん?」



「ごめん!」



私は、小走りで逃げるように階段に上がり部屋に逃げ込んだ。



「え、」



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